8月22日のレッスン(ショパン:バラード1番、ブラームス:作品118より1、2、3)
お盆休みがあったこともあり、約一月ぶりのレッスンでした。
師匠は現役ピアニストゆえ、レッスン代は少々財布に痛い(T_T)ものがありますが、今のところ、週3でフルタイムの仕事をしているのでまあ、なんとか…。
本日もショパンのバラード1番からみていただきました。とりあえず暗譜で一回通したところ、師匠の反応はまずまず。
合格?
……のはずない(笑)
またまた出だしから、一つ一つのテクニックを丁寧に教わりました。
ちょっと長くなりますが自分用の備忘録として記録します。
●出だしのユニゾンはペダルをもう少し効かせて。
●モデラートに入るところで、ペダル踏み変えて右手のシの♭の響きだけを残す。
●24〜25小節目の左手の音型、一つずつ丁寧にクレッシェンドして、トリル。26小節目の最初のファを独立させてハッキリ。
●32小節目の左手バスのドのシャープは深い音で。
●34小節目のドのシャープ、レに向かって。
●36小節から右手、シ♭〜ラ、シ♭〜ラ♭の音型は、出だしのモデラートの部分のため息のモチーフを聴きながら大切に弾く。
●44小節から55小節目までは左手の練習が必要。左手のみでも音楽を作れるように。右手の難しさに気を取られない。
●52〜53小節目の左手は、4段階で音量落としていく。最初はハッキリから。
●54〜55小節目の右手、強調する四つのドレ、ドレ、ドレ、ドレも4段階で音量落としていく。
●56小節からは、右手は指を伸ばし気味に弾く。指を立ててきちきち弾かない。右手のアクセント、ある無しを正確に。
●sotto voce、最初の右手ドファはやや際立たせる。右手のメロディ、もう少しキラキラした響きを作る。
●104小節目からは、左手の和音を均等に。ニ拍目と三拍目慌てない。なるべくレガートで。
●130小節目から、左手の和音、少しずつ盛り上げて。134小節目が頂点。
●138小節目からの左手、ニ、三拍目しっかり。
●146小節目からの左手、オクターブはできるだけフィンガーレガートで繋ぐ。150小節目以降も同じ。155〜157小節目、左手アクセント。腕を横に使って響かせる。
●165小節目の左手、ラ♭のアクセント。
●166小節目からの右手のメロディ、レガートで歌わせる。
●170〜172小節目、右手のスタッカート。
●179小節目の右手、2つに分けて練習。
今回はコーダの手前まで。
全体的にテンポを落として丁寧に練習すること。
こうして師匠の注意を書き出してみると、左手が課題だということが分かりました。
続いてブラームスの作品118。
第一曲。
速弾きですか?
と言われてしまいました(汗)
「音の間の響きを聴きながら弾いてくださいね」
はい。(汗)
●曲想はきれいに弾けているので、フォルテをアタックしないこと。
ブラームスのフォルテは柔らかく入るのがコツだそうです。
うん、確かにブラームスっぼいかも。
●最後から二小節目に入る時、慌てないこと。ここは「解決」の部分なので突っ込まない。
第二曲目
●アテンポの部分、右手は指を伸ばし気味にして歌う。ドラソファのラは広げる感じで際立たせる。
●ピュウレントの和音の森(笑)は、指の角度を意識して響きを確かめるようにゆっくりと弾く。
第三曲目
初めて見てもらいました。
中間部の途中まで。
●右手のスタッカートはしっかりつかむこと。
●中間部の右手は、メロディがぼやけないようしっかりつかむ。
●中間部の出だしの左手、ミシ、を強調する。
「ブラームスの作品118はいい練習になるから頑張ってね」by 師匠
以上。