寝ても覚めてもピアノと共に〜

ピアノのレッスンを20年ぶりに再開した大人の日記。どうしても越えられない壁にあがく日々。でも諦めない。いつか子供の頃からの憧れの曲が弾けるまで。

7月6日のレッスン

本日は雨模様の中、家から小一時間の師匠宅でレッスンを受けてきました。

 初っ端からブラームスの間奏曲118の1を弾き始めたものの、最初の一音から音がバラバラで音楽になっていないのが自分でもわかりました。グランドピアノでいきなり弾くといつも音を鳴らすことができないのが悩みの種。

電子ピアノは音の響きが感じられなくて…とゴニョゴニョ言い訳すると

「グランドの響きを想像して家でも練習するように」と師匠のいつものアドバイス

いやいや、それができれば誰もコストのかかるグランドピアノを買う必要はないのです。

と、言葉が喉から出そうに。

 最近はサークルの練習会用にショパンのバラードばかり弾いていたので、ブラームスがおざなりになっていました…(汗)

目先のピンチ(笑)を一つ一つクリアしていくのに必死です。

ピアノと仕事と家事の両立は、アラフィフの私には、体力との勝負であると日々思い悩んでいます。


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師匠に、まず呼吸について指摘されました。

呼吸が感じられない。

フレージングに合わせた呼吸ができていない。

背筋を伸ばす。

腹式呼吸をする。

リラックスして、フレーズの頭で深く息を吸い、フレーズの終わりに向かってゆっくりと吐いていく。

フレーズの最後まで息を吐くことを意識するだけで、最後の音がブツ切りになるのが防げる。

 118の1 の冒頭、左手から右手へとつながる八分音符のフレーズ。

バスの響きは、ガン!とアタックするのではなく、深く次へとつながっていく音。バスの響きの中で、一つ一つの八分音符の音程の幅を感じながらレガートで上昇する。最後まで響きが保たれていることを感じつつフレーズを終える。

そして次のフレーズへ。

師匠に指摘されて、自分がまるで息を詰めるようにして手先だけで弾いていたことに気づきました。

師匠曰く、ピアノの演奏には日々の生活が出るとか……。

うんうん、確かに昨日は仕事でめっちゃ腹立たしいことがあって夜中3時過ぎまで眠れなかったし。

それがピアノを弾いている時の姿勢や呼吸になって現れているわけね。

そう言えば、最近は仕事のストレスで呼吸が浅くなっている自覚があります。

酷いと過呼吸になりそうになるくらい…相当キテるかも(涙)

 

まあ愚痴はこのくらいにして、次は118の2を半分、サラっとみていただきました。

 

雰囲気はつかめてる感じだからいけそうね。

次回までに自分でフレージングやアコーギクとか考えてきてね。

とのこと。

 

最後は、ショパンのバラード1番。

これは去年の12月に発表会で弾くはずが、インフルエンザで出られなくなり、残念だったのかホッとしたのか…(笑)

 一応春先にこの曲を終えていたのだけど、私の中ではまだまだ完成していない訳で。

今年の12月のサークルの定期演奏会で暗譜で弾きたいので、と言ってもう一度、丁寧にみてもらうことにしました。

 

今日は70小節辺りまで。

ブラームスで呼吸やフレージングについて大切にすることを実践したおかげか、割といい感じに弾けたかも。

 うん、最近色々私生活が低迷していたけど、ちょっと浮上できそう。←単純。

 

週末はサークルの練習会なので、頑張ります!!