2月1日のレッスン(ショパンバラード3番&ブラームスの雨の歌)
気づけば約4か月ぶりの更新です(汗)
ちょっとだけ言い訳しますと、母が秋頃から体調を崩して何度も入院。年明けに手術。
その間、仕事帰りに毎日のように病院に寄ったりして、ピアノに満足に触れなったのは超ストレスでした。
昨日ようやく無事に退院したので、ようやく、もとの生活が戻ってきたかも、で、とりあえずホッとしています。
心身ともにヨレヨレでしたが、12月には、サークル発表会でレフレールの連弾「ノエルドキャトルマン(クリスマスメドレー)」、師匠の発表会でショパンのバラ1を暗譜でなんとか(汗)自分なりに弾き切れたので、まあ良しとしましょうか。←自己満。
本日は、今年2回目のレッスンでした。
しかし、バラ1の人前演奏がとりあえず終わって、自分的には、なんだか腑抜けモード全開で……😞
まずは、新曲、ショパンのバラード3番をみていただきました。
(新曲と言っても最初に譜読み違を始めたのは今からン十年前。それも部分的でかなり適当……(汗))
で、とりあえず冒頭から弾いて、2ページ目最後の(パデレフスキ版)43小節目途中で、師匠に止められました。
「まず、ここまでの雰囲気を作りましょう」
(えっ、まだ弾くだけでいっぱいいっぱいですけど(汗))
アセアセと冒頭から弾き始めると、
いきなり「ペダル使って💢」とダメ出し。
ン十年のブランクを経て再開する前は、新曲をみてもらう際、どの先生からも最初はペダルなし、曲想ほぼなしで、音取りが正確にできているかをチェックされていました。
だから、譜読み練習の段階では、練習曲のようにキッチリカッチリ弾く習慣がついている私。
しかし、今の師匠は、最初から音楽的に弾くようにしないと、ヘンな癖がついて取るのに苦労すると言って、最初からフレージングや強弱、ペダリングまで細かく指摘されます。
いやいや、最初から同時にそれができれば苦労しないわい(笑)と内心ツッコミを入れつつ、頭の中は言い訳でいっぱい、半分涙目(笑)で、冒頭から弾き始めるのでした。
……久しぶりにブログを書いて、謎のテンション上がっているせいか、文章がダラダラと収拾がつかなくなりそうなので、本日のレッスンのまとめに入ります。(いきなり、笑)
ショパンバラード3番
・冒頭のテーマ、右手のソプラは必ずレガートになるよう、耳でしっかり聴く。(この冒頭を聴いただけで下手なのがバレてしまう怖い曲)
・5〜6小節目は左手がメロディ。右手は邪魔しない。
・9小節目の右手の符点四分音符はしっかり伸ばす。(以下同)
・21小節目辺りから、ペダルが短くなりすぎているので、楽譜どおりに伸ばす。
・24小節目からの右手走らない。
・34小節目、右手の音の読み違いを直すと同時に、レガートでティミニエンドする練習をする。
・41小節目からは4回転調を繰り返しているのを感じながら弾く。
・50小節目から長く伸びる右手ラ♭の響きの中で、静かに52小節目のドド、ドド…を始める。
・水の精のテーマは、レガート、アクセントを確実に弾く。
・97〜98小節目は裏技?を使ってもよい。(左手最高音を右手で取るのね☺)
・124小節目からは、師匠曰く「発表会みたいな弾き方にならないように」に、思わず笑っちゃいましたが…。(必死で弾いてます、って感じなのね。(汗)でも、この曲を発表会で弾けたら本望っす)
・140小節目は左手バスで盛り上げる。ファの音を大切に始める。
・158小節目、右手はソプラノをレガート。他は当てるだけ。フィンガーコントロールが大切。(左手も難しいけど、右手のメロディをきれいに弾き分けるのが課題です。)
・173小節目からの右手、スラーをきちんと弾き分ける。
という訳で、本日は132小節目冒頭まで、ザックリとみていただきました。
全体を通じて、メロディが他の音に埋もれてしまわないようにレガートで丁寧に弾くことがとても大切だと感じました。
次回までに、最後まで譜読みしていきたいと思います。
続いてもう一曲、ブラームスのヴァイオリンソナタ雨の歌のピアノパートもみていただきました。
自分でやりたいと言ったわりに、難しすぎて腰が引けてます。(笑)
これまた長くなるので、簡単にまとめると、拍感が時々なくなるので注意すること、無神経な音を出さないように耳をよく使う、と言うことでしょうか。
この曲、好きすぎて、盛り上がってくるとついうるさい音になってしまうのです。(汗)
ブラームスのヴァイオリンソナタは、ピアノパートも単なる伴奏ではなく、ヴァイオリンとの掛け合いも必要だけど、私の場合、ヴァイオリンそっちのけで一人で突っ走らないように気をつけねば……。
相手の音をよく聴く、というアンサンブルの基本を心に留めたいです。
師匠のレッスンを受けると、弾きづらかったところが驚くほど弾きやすくなることが多いです。そして耳を使って細心の注意を払って丁寧に音を出すこと。
その大切さを痛感します。
ここまで長々ととりとめない記事をお読みいただいた心優しいあなた、どうもありがとうございました。