寝ても覚めてもピアノと共に〜

ピアノのレッスンを20年ぶりに再開した大人の日記。どうしても越えられない壁にあがく日々。でも諦めない。いつか子供の頃からの憧れの曲が弾けるまで。

7月27日のピアノレッスン


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3週間ぶりのレッスンでした。

まず、ショパンのバラード1番を暗譜で最後まで弾きました。

師匠が一言。

「音は弾けているけど、追い立てられるように焦って弾いてしまって、もったいない」

はあ、やっぱりそうね。

思わず苦笑。

「演奏中、いつも聴いている速いテンポの音源が頭の中で鳴っているので、焦ってしまいます」

師匠にやや言い訳がましく答えると、

「音源を参考にするのも大切だけど、自分のテンポで自分の音楽を弾きましょう」

はい、おっしゃるとおりです。

 

気を取り直して、最初の両手ユニゾンから丁寧にみてもらいました。

 

出だし、もっとペザンテで。

ペダルは浅く。踏み換えすぎない。

モデラートに入るト短調カデンツのシ♭の音が大切で、減退する響きを聴く。

22小節目の左手二分音符をよく聴く。

26小節目から左手オクターブのバスで盛り上げて35小節目まで持っていく。

ここで一区切り。

56小節目の左手ソのオクターブはたっぷりと。その響きの中で右手が駆け上がって降りてくる。

カランドとスモルツァンドは余裕を持って作る。

65小節目からのホルンの響きはペダルを踏み換えないで。

67小節目からの私が天上の歌、と思っているところは、遠くから回想するように。左手柔らかく。

76小節目からはやや近くなって現実的な感じで。(2回目ははっきりということね)

94小節目からはハッキリ弾きすぎない。左手、指で触れるだけ。(ジャンジャン、と弾かない)

130小節目から137小節目まで音を聴いて、最後まで音をしっかり弾ききる。

138〜 153小節目は要部分練習!!

ちょっと飛んで、ラストの両手スケールは、一音目は大きく響かせて、すぐ弱くからどんどん大きく。

次の3つの同音和音は準備してから落ち着いて入る。

以上。

ざっくりとポイントだけ。

一番気になっていた難関のコーダについては特に注意はありませんでした。

弾けているのか、諦めなのか…謎。(笑)

 

次にブラームスの118の1と2をみてもらいました。

長くなるのでこちらは省略。

特に2番は弾き込みが足りないのだけど、師匠にブラームスのこの小品集が私に合っているみたいと言われてニッコリ。

「せっかくだから3曲目と4曲目もやりましょう」

ということで、次回のレッスンまでに118の3番バラードの譜読みをすることになりました。

この曲、迫力があってかっこいいので、ちゃんと弾けるようになったらとても嬉しい。

 

頑張るぞ〜。