7月27日のピアノレッスン
3週間ぶりのレッスンでした。
まず、ショパンのバラード1番を暗譜で最後まで弾きました。
師匠が一言。
「音は弾けているけど、追い立てられるように焦って弾いてしまって、もったいない」
はあ、やっぱりそうね。
思わず苦笑。
「演奏中、いつも聴いている速いテンポの音源が頭の中で鳴っているので、焦ってしまいます」
師匠にやや言い訳がましく答えると、
「音源を参考にするのも大切だけど、自分のテンポで自分の音楽を弾きましょう」
はい、おっしゃるとおりです。
気を取り直して、最初の両手ユニゾンから丁寧にみてもらいました。
出だし、もっとペザンテで。
ペダルは浅く。踏み換えすぎない。
モデラートに入るト短調のカデンツのシ♭の音が大切で、減退する響きを聴く。
22小節目の左手二分音符をよく聴く。
26小節目から左手オクターブのバスで盛り上げて35小節目まで持っていく。
ここで一区切り。
56小節目の左手ソのオクターブはたっぷりと。その響きの中で右手が駆け上がって降りてくる。
カランドとスモルツァンドは余裕を持って作る。
65小節目からのホルンの響きはペダルを踏み換えないで。
67小節目からの私が天上の歌、と思っているところは、遠くから回想するように。左手柔らかく。
76小節目からはやや近くなって現実的な感じで。(2回目ははっきりということね)
94小節目からはハッキリ弾きすぎない。左手、指で触れるだけ。(ジャンジャン、と弾かない)
130小節目から137小節目まで音を聴いて、最後まで音をしっかり弾ききる。
138〜 153小節目は要部分練習!!
ちょっと飛んで、ラストの両手スケールは、一音目は大きく響かせて、すぐ弱くからどんどん大きく。
次の3つの同音和音は準備してから落ち着いて入る。
以上。
ざっくりとポイントだけ。
一番気になっていた難関のコーダについては特に注意はありませんでした。
弾けているのか、諦めなのか…謎。(笑)
次にブラームスの118の1と2をみてもらいました。
長くなるのでこちらは省略。
特に2番は弾き込みが足りないのだけど、師匠にブラームスのこの小品集が私に合っているみたいと言われてニッコリ。
「せっかくだから3曲目と4曲目もやりましょう」
ということで、次回のレッスンまでに118の3番バラードの譜読みをすることになりました。
この曲、迫力があってかっこいいので、ちゃんと弾けるようになったらとても嬉しい。
頑張るぞ〜。