週末はベヒ様の会
今週末は、旧ピアノサークルの有志メンバーによるピアノ弾き合い会があります。
題して「ベヒ様(ベヒシュタイン)を弾こう🎶」の会。
参加書は8名の予定。
予め弾く曲目と所要時間を申請しました。
皆さん、かなり本格的な曲(ショパンの舟歌、ドビュッシーの前奏曲集、ブラームスの間奏曲、グラナドスの演奏会用アレグロなど)を挙げてきたので、私もここぞとばかり(勢い余って(笑))ショパンのバラード一番とブラームスの作品118ー1をエントリー。
……そして現在、大後悔の真っ最中(汗)
うん、家で一人でリラックスしていたらなんとか(なんとなく?)弾けるのよ。
でもでもね、スタジオでミニ発表会形式で、しかも自分より上手なメンバーの中で、有名すぎて誰も練習会ではめったに手を出さない(笑)あのショパンのバラ1を弾くだなんて、我に返ってよ〜く考えたら、無謀以外の何ものでもないんでね?うん、マジ絶対ヤバいって。←興奮し過ぎてどんどんガラが悪くなる私。。。
という訳で、昨日仕事半休にしてお昼から猛練習に励み、今日も仕事休みなので午前中、冷や汗たらたらショパンとブラームスをさらって、どっと疲れて、ドトールでコーヒー片手にブログ書いています。←今ココ
あと夕食のお買い物して、晩ごはんテキトーに作ったら(オイ)お風呂までまた練習に励もうと思います。
あとベヒ様の会の前日に、連弾の合わせ練習もあるので、その練習も。
大好きなピアノのためとは言え、少々煮詰まってきたかも(汗)
練習あるのみ‼←すでに遅い
と言うわけで、週末のベヒ様の会は、もう神頼みです(笑)
楽しむぞ〜。
次に弾きたい曲
今、抱えているショパンのバラード1番とブラームスの118が無事に終わったら、弾きたい曲候補が色々浮かんできて収集がつかないかも(笑)
まずは、譜読み半分終わって保留しているショパンのバラード4番。
これはホント大変な曲です。
うっかり師匠にやってみたいと言ってしまい、譜読みを始めたものの、音を並べるだけで想像以上に大変です。
そりゃ、ショパンの難曲中の難曲ですものね…。
アマチュアのピアノ弾きが気軽に手を出せる曲じゃないということが、数ページ譜読みして嫌ってほど分かりました(汗)
師匠に「最後のほうが弾ける気がしないです」と泣きつくと、
「譜読みもうだいぶしてるじゃない。弾けると思うわ」
とあっさり言われ、気の弱い私は、でも…と口ごもり(汗)、そのうち再開することになりました。
うん、多分弾くだけなら超頑張れば最後まで弾けるかもしれない。
でも人前で弾けるレパートリーには一生ならないわ。。。
バラード4はさておき、今とても弾いてみたい曲があります。
最近、グールド関連の本を読み漁り、YouTubeで見つけた彼のベートーベンのピアノソナタ30番の一楽章。←やっぱり超無謀曲(笑)
近いうちに、とりあえず楽譜をゲットしようと思います。
自分用練習メニュー
最近、というか今朝ピアノを弾きながらふと思いついた練習メニュー。
◎ショパン バラード1番(暗譜と細部確認)
△ショパン エチュード作品25の12(大洋)(1ページずつ復習)
◎ブラームス 6つの小品(作品118)より1、2曲目 間奏曲(通し練習)&3曲目 バラード譜読み
○ブラームス ヴァイオリンソナタ1番(雨の歌)1楽章(ピアノパート譜読み)
○サンサーンス (動物の謝肉祭より水族館)連弾のsecondパート
◎毎日
○仕事休みの日
△余裕があれば
ショパンのバラード1とブラームス間奏曲118ー1は10日後のサークル練習会(ベヒシュタイン)に向けて。
ブラームス118 の2と3は月末のレッスンに向けて。
サンサーンスの連弾は来週、友人との初合わせに向けて。
ブラームスのヴァイオリンソナタのピアノパートは来年のコンクールに向けて早目に譜読みを開始です。
継続は力なり。
千里の道も一歩から。(笑)
以上。
7月27日のピアノレッスン
3週間ぶりのレッスンでした。
まず、ショパンのバラード1番を暗譜で最後まで弾きました。
師匠が一言。
「音は弾けているけど、追い立てられるように焦って弾いてしまって、もったいない」
はあ、やっぱりそうね。
思わず苦笑。
「演奏中、いつも聴いている速いテンポの音源が頭の中で鳴っているので、焦ってしまいます」
師匠にやや言い訳がましく答えると、
「音源を参考にするのも大切だけど、自分のテンポで自分の音楽を弾きましょう」
はい、おっしゃるとおりです。
気を取り直して、最初の両手ユニゾンから丁寧にみてもらいました。
出だし、もっとペザンテで。
ペダルは浅く。踏み換えすぎない。
モデラートに入るト短調のカデンツのシ♭の音が大切で、減退する響きを聴く。
22小節目の左手二分音符をよく聴く。
26小節目から左手オクターブのバスで盛り上げて35小節目まで持っていく。
ここで一区切り。
56小節目の左手ソのオクターブはたっぷりと。その響きの中で右手が駆け上がって降りてくる。
カランドとスモルツァンドは余裕を持って作る。
65小節目からのホルンの響きはペダルを踏み換えないで。
67小節目からの私が天上の歌、と思っているところは、遠くから回想するように。左手柔らかく。
76小節目からはやや近くなって現実的な感じで。(2回目ははっきりということね)
94小節目からはハッキリ弾きすぎない。左手、指で触れるだけ。(ジャンジャン、と弾かない)
130小節目から137小節目まで音を聴いて、最後まで音をしっかり弾ききる。
138〜 153小節目は要部分練習!!
ちょっと飛んで、ラストの両手スケールは、一音目は大きく響かせて、すぐ弱くからどんどん大きく。
次の3つの同音和音は準備してから落ち着いて入る。
以上。
ざっくりとポイントだけ。
一番気になっていた難関のコーダについては特に注意はありませんでした。
弾けているのか、諦めなのか…謎。(笑)
次にブラームスの118の1と2をみてもらいました。
長くなるのでこちらは省略。
特に2番は弾き込みが足りないのだけど、師匠にブラームスのこの小品集が私に合っているみたいと言われてニッコリ。
「せっかくだから3曲目と4曲目もやりましょう」
ということで、次回のレッスンまでに118の3番バラードの譜読みをすることになりました。
この曲、迫力があってかっこいいので、ちゃんと弾けるようになったらとても嬉しい。
頑張るぞ〜。
7月6日のレッスン
本日は雨模様の中、家から小一時間の師匠宅でレッスンを受けてきました。
初っ端からブラームスの間奏曲118の1を弾き始めたものの、最初の一音から音がバラバラで音楽になっていないのが自分でもわかりました。グランドピアノでいきなり弾くといつも音を鳴らすことができないのが悩みの種。
電子ピアノは音の響きが感じられなくて…とゴニョゴニョ言い訳すると
「グランドの響きを想像して家でも練習するように」と師匠のいつものアドバイス。
いやいや、それができれば誰もコストのかかるグランドピアノを買う必要はないのです。
と、言葉が喉から出そうに。
最近はサークルの練習会用にショパンのバラードばかり弾いていたので、ブラームスがおざなりになっていました…(汗)
目先のピンチ(笑)を一つ一つクリアしていくのに必死です。
ピアノと仕事と家事の両立は、アラフィフの私には、体力との勝負であると日々思い悩んでいます。
師匠に、まず呼吸について指摘されました。
呼吸が感じられない。
フレージングに合わせた呼吸ができていない。
背筋を伸ばす。
腹式呼吸をする。
リラックスして、フレーズの頭で深く息を吸い、フレーズの終わりに向かってゆっくりと吐いていく。
フレーズの最後まで息を吐くことを意識するだけで、最後の音がブツ切りになるのが防げる。
118の1 の冒頭、左手から右手へとつながる八分音符のフレーズ。
バスの響きは、ガン!とアタックするのではなく、深く次へとつながっていく音。バスの響きの中で、一つ一つの八分音符の音程の幅を感じながらレガートで上昇する。最後まで響きが保たれていることを感じつつフレーズを終える。
そして次のフレーズへ。
師匠に指摘されて、自分がまるで息を詰めるようにして手先だけで弾いていたことに気づきました。
師匠曰く、ピアノの演奏には日々の生活が出るとか……。
うんうん、確かに昨日は仕事でめっちゃ腹立たしいことがあって夜中3時過ぎまで眠れなかったし。
それがピアノを弾いている時の姿勢や呼吸になって現れているわけね。
そう言えば、最近は仕事のストレスで呼吸が浅くなっている自覚があります。
酷いと過呼吸になりそうになるくらい…相当キテるかも(涙)
まあ愚痴はこのくらいにして、次は118の2を半分、サラっとみていただきました。
雰囲気はつかめてる感じだからいけそうね。
次回までに自分でフレージングやアコーギクとか考えてきてね。
とのこと。
最後は、ショパンのバラード1番。
これは去年の12月に発表会で弾くはずが、インフルエンザで出られなくなり、残念だったのかホッとしたのか…(笑)
一応春先にこの曲を終えていたのだけど、私の中ではまだまだ完成していない訳で。
今年の12月のサークルの定期演奏会で暗譜で弾きたいので、と言ってもう一度、丁寧にみてもらうことにしました。
今日は70小節辺りまで。
ブラームスで呼吸やフレージングについて大切にすることを実践したおかげか、割といい感じに弾けたかも。
うん、最近色々私生活が低迷していたけど、ちょっと浮上できそう。←単純。
週末はサークルの練習会なので、頑張ります!!
練習会で弾いたインペリアルベーゼンドルファー
ピアノサークルの練習会は、今回初めての会場でした。
小黒恵子童謡記念館は、最寄り駅から遠いので立地はイマイチ。
でも、それを差し引いても魅力的な会場でした。
売りは、インペリアルベーゼンドルファー。
低音部の黒い鍵盤に私を始めメンバーの皆さんプチ興奮。
何枚も写真を撮っていました。
数えたら、黒い鍵盤が9鍵ありました。
全部で97鍵。
日本に3台しかない貴重なピアノだそう。
この黒い鍵盤はなんのためにあるかと言えば、弾くためではなく、音の響きを豊かにするためにベーゼンドルファー社に特注したという話です。
リハの時は、自分の音が聴こえにくい割に、響き過ぎて、なんて弾きにくいピアノなののかしら、と焦りましたが、本番で譜面台を倒して弾いたら、あらまあ、素晴らしい響きに。(内容はともかく、汗)
メンバーの皆さんの音も素晴らしくて、まるでCDみたい、って思わずうっとり。
このサークルのレベルはとても高いので、聴き応えあり。
自分の番が回ってくるとめちゃめちゃ緊張して、いつも残念な結果に終わるのだけど(涙)、うまい人の演奏を聴くのも楽しみなので、このサークルは気に入っています。
和やかで雰囲気もいいし。
クールビューティーな管理人さんの密かなファンだったりします。
今回の演奏曲は、ショパン、リスト、ドビュッシー、シューベルト、ラフマニノフ、ベートーベン、モーツアルト、バッハ、プーランクなどバラエティに富んでいました。
有名どころだと、ブラームスがなかったくらい。
私はドビュッシーのアラベスクと、永遠の憧れにして無謀曲(笑)のショパンのバラード1番を弾きました。
はい、暗譜が飛んで2度も楽譜を見ました、汗。
自分で言うのも何ですが、無駄に指が回る方なので、本番で緊張すると速くなり過ぎて崩壊するパターンです。
今回の課題は、指がハマりにくい箇所を中心に、ゆっくり練習です。
ホロヴィッツの本を読む。
今日は、夫が月一ペースの英会話レッスンに行くというので、お盆並みの猛暑の中、横浜の石川町までノコノコついて来た。
夫が一時間のレッスン受けている間、私は大好きな元町のおしゃれなカフェでのんびり読書タイム。
図書館で予約して借りた本『ホロヴィッツ 20世紀最大のピアニストの生涯と全録音』を読む。
タイトルの割に堅苦しくなくて読みやすい。
興味深いエピソードが随所にあり、サクサク読み進む。
例えば、
若き天才ホロヴィッツがヨーロッパで頭角を現し始めた頃、ピアニストとして人気を極めていた40歳のルービンシュタインが若い世代の登場に自身の老いを感じ、ホロヴィッツを聴いてみなければと思った話。
とか、
ラフマニノフを崇拝していた25歳のホロヴィッツ青年が初めてラフマニノフ(当時55歳)と対面を果たした時、ニューヨークのスタインウェイ社の地下で、ラフマニノフ本人とピアノ協奏曲3番を2台ピアノで共演したこと。
その時、ホロヴィッツが第一ピアノ、オケパートの第二ピアノをラフマニノフ本人が弾いて、ラフマニノフはホロヴィッツの演奏に満足して、友情が始まったとか。
そして当時、ピアノ協奏曲3番は、2番ほど人気が出なかったので、ラフマニノフは「この曲は、(聴衆には)難し過ぎたのだ」と嘆いたとか。
結局、この曲はホロヴィッツが演奏することで大評判を得ることになり、ラフマニノフは「自分にはホロヴィッツほどこの曲をうまく弾けない」と思ったそう。
でも、おかげで自作の曲が大人気になったんだから悪い話じゃないと思う。
ショパンの曲を主に聴いている私にとって、ホロヴィッツは少し荒々しくてロマンチックさが足りない気がして、それほど興味のあるピアニストじゃなかったけど、ラフマニノフの曲とか聴いてみようかな。
最近、音楽関係の本ばかり読んでいるかも。
私の頭の中は、弾いていない時でもピアノでいっぱい。
来週は、サークルの練習会で性懲りもなくショパンのバラード1番を弾く予定。
暗譜で挑戦!
頑張れ私。