スタインウェイで練習会
今日は、別のピアノの練習会で知り合ったピアノの先生に誘われて、彼女が主催する練習会に参加しました。
会場は、彼女の自宅。
なんとスタインウェイのグランドピアノです。
自宅で思い切りスタインウェイが弾けるなんて、うらやましい限り。
最近、体調、メンタルともに超低空飛行で夫にブチブチ当たりまくり(←超めーわく)、メソメソ、イライラで参加直前まで気が重く、ドタキャンしたい気持ちと闘っていたのですが、結果から言うと参加して良かったです。
他の参加者の皆さんの弾く、優しいピアノの音色に癒やされました。
私は、ショパンのバラード1番と、それから図々しくも今レッスン中&譜読みが完成したばかりのブラームスの間奏曲118の1と2を弾きました。
音が美しくて綺麗に弾けているとピアノの先生は優しい言葉をかけてくれたものの、自分的にはバラ1のコーダが残念過ぎました……。
先生はラ・カンパネラを暗譜で鮮やかに弾きこなし、皆、うっとり。
彼女曰く、「バラ1のほうが難しい」。
え〜、ホントに?!
と、びっくりしてしまった自分です。
ラ・カンパネラは、何度挑戦しても(笑)途中で譜読みに挫折するんだけど……。
曲の難易度の感じ方には、個人差があるとのことだけど。
とりあえず楽譜の音を並べるなら、バラ1の方がとっつきやすいと思うけど、人に聴かせる演奏レベルに仕上げられるかと言うと答えはノー。
とにかく憧れのこの曲。
とりあえず弾ければ自己満足でいいよね、という気持ちと、いやいや、こんなに時間とお金(笑)をかけて練習してるんだから、人に聴いてもらえる演奏がしたい‼
という気持ちのせめぎ合いです。
バラ1は、2回弾いたのですが、1回目は緊張して、上滑りの実に情けない演奏になってしまい、がっくり…。
2回目は開き直って、もう少しましだったかも。←希望的観測。
「緊張しないためにはどうしたらいいでしょう」と私。
先生曰く、
「自分の実力より2段階ほど下のレベルの曲を余裕を持って弾くこと」。
う〜む。
ギリギリレベルで、余裕ないよね。
ちょっと耳に痛いアドバイスをいただきましが、皆さんの心のこもった「献呈」やショパンが聴けて少しテンション上がったかも。
次は「献呈」弾こうかな。
前回のレッスンと本日の練習
水曜日と金曜日は仕事が休みなので、ゆっくりピアノの練習に充てられる幸せな日。
今日は、頭がクリアな午前中に面倒な譜読みをしました。
ブラームスの間奏曲Op.118より第2番Intermezzo(A dur)。
映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』で使われていて大好きになった曲。
過ぎ去った人生を懐かしむような、どこか切なくて美しい曲。
最近、レッスンでショパンばかりみてもらっていたので、この間、師匠に「ブラームスがやりたい」とちょっぴり勇気を出して言ってみたところ、即OK。
やったー。
楽譜は、昔、ラプソディー第2番を習ったときに、音楽の友社の「ブラームス ピアノ曲集2」を深く考えもせず買っていたので、それを使うことに。
前回のレッスンでこの楽譜を持参した時、師匠が何か言いたげだったけど、輸入楽譜を買い直すのはもったいないよね。
午前中、とにかく118-2を半分ほど譜読みして、和音の嵐(笑)に差し掛かったところで、一休み。
前回のレッスンでは、間奏曲Op.118-1(A moll)を一通りみてもらいました。
この曲、譜読みは最後までしていったけど、どうもよく分からない印象でした。
ブラームスって、楽譜を見ながらゆっくり音符をたどっても、旋律が見えてこない箇所が結構あって、譜読みをしながらもやもやしてました。
旋律が分かりやすくて美しいショパンと違うなぁ。
前回のレッスンのポイントは、
バスの響きを大事にすること。
和声の移り変わりを意識すること。
大切な音と強調すべきではない音。
あと、属7だとか調性のこととかもっといろんなことを言われたけど、系統立てて音楽の理論を学んだことがないので、いまいち分からない…残念。
本でも買って自習すべきだろうか。
でも難しいよね。
とにかく一通り弾いて、アドバイスを受けたら、少しブラームスっぽくなった気がしてちょっとうれしかったです。
来週の週末、人前で弾く予定なので、暗譜を確認しながら、部分練習。
全体を3つに分けて、部分ごとに何度も繰り返しました。
何度やっても大変なコーダは、旦那が帰ってくるまで集中して練習するつもり。
そして、レッスンで半分ほどみてもらっているバラード4番の譜読みはいっこうに進まない…というか後半ちゃんと弾ける気があまりしないのですが…。
我が家のピアノ
我が家のピアノは、4年前に買ったヤマハのハイブリッドピアノ。
音を出せない環境もあり、ヘッドホンで夜遅くまで練習できるこのピアノのことは、まずまず気に入っています。
ハイブリッドピアノは、鍵盤とアクションがアコースティックピアノと同じ構造なので、タッチは本物のピアノにほとんど近い印象です。
でもアップライト型なので、やはり本物のグランドピアノとはタッチが違いますね。
特に、レッスンで倍音の響きを聴くよう師匠に言われたりすると、ちょっぴり悲しくなってしまうことも。
倍音が響く電子ピアノが開発されないかしら。
ちなみに、私は子供の時からアップライドピアノを使っていて、大学生の時グランドピアノを購入するも、諸事情で数年前にお別れし、現在のハイブリッドピアノと出会いました。
自己紹介的なもの。
初めまして。
子供の頃から20代半ばまで、断続的に個人の先生の下でレッスンを受けました。
その後長いブランクを経て、三年半前にレッスン再開したアラフィフ主婦です。
仕事をしながらの日々の練習&レッスン記録をつらつらと綴ろうと思います。
再開後は長年の夢でもあったショパンの曲を中心に、あっぷあっぷしつつも取り組んでいます。
このブログは、ピアノと共にある日々のあれこれの備忘録のつもりで、一念発起して始めることにしました。
何分、三日坊主な性分なのでいつまで続くか自分でも自信がありませんが、頑張って続けたいと思います。
はてなブログ初心者なので至らないところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。